「猫」の大好物と言えば「魚」です。

Real2Deal2 の部屋



黒と赤の違いはラインガイドの形状・材質とハンドル側に刻みこまれた文字。


どちらも4点式の遠心力ブレーキ



黒のフットナンバーは「060007」、赤は「080008」で赤の方が新しい機種です。


アンバサダーって一部で人気がありますよね。。。
でも、一部の機種に人気が偏っていて・・・

あまりにオールド機は、実用性に疑問があるのですが

昔、雷魚をやってた頃、みんなの憧れだったアンバサダーも、そんなに凄く飛ぶって感じじゃなかったし

ずっと最近の機種の方が性能は良いはず。

そんな中で、また人気の無いのがウルトラキャスト

特にニューウルトラキャストと呼ばれる、耐水性や剛性を強化したモデルのはずのR2D2

全然興味がなかったので、発売当時はまったく知らなかったので、Real2Deal2をネットで調べてもよく分からない?

右、左の両刀使いのこと?
確かに、右キャストだけだと投げにくいシチュエーションあるよね。

単にリールを2台売りつけるだけの戦略との悪口も多く、人気がない!
と言うより、ウルトラキャストとの呼び名に、ニューが付いて、凄いはずなのですが、飛ばない!との噂・・・・

試しに、メルカリでリーズナブルな価格で買ってみる事に。

飛ばない事は分かっているので、チューニングでどこまで使えるようになるかの実験ですね。。。

■ベアリング交換
先ずはプラスチックギヤ部分を外すのですが・・・???
結局はマイナスドライバーを差し込んで、上にテコの要領で持ち上げると・・・
シャフトの下の方が円柱でなく台形状なので、少し上げると直ぐに外れます。


大型の異なる大きさのベアリングがスプール両側に付いていて
片方は、北日本精機(EZO)6700HZZ(内径10mm×外径15mm×幅4mm)に交換です!
もう片方は、内径8mm×外径13mm×幅4mmなのですが、この規格がない!!

ベアリングはゆるゆるの針金状クリップで止まっているだけ!


外した状態。
これで、ベアリングが抜けるようになります。


それと、キャストコントロールの部分にもベアリングがあるので、北日本精機(EZO)SMR104ZZ(内径4mm×外径10mm×幅4mm)に 交換です!
こちらも変な形状の針金状クリップを外せば簡単です。



■コグホイール交換

アブ ガルシア用のダブルベアリング(出っ張り部分と反対側の2個のベアリング)が入ったコグホイールに交換です。。。
コグホイールが上下にがたつくので、シムをコグホイールの下に1〜6枚入れて調整します。



アブガルシア用 ダブルベアリングコグホイール



■ウォームシャフト交換

ダブルベアリングのウォームシャフトに交換です。
1個は鉄製のベアリングとの事で、片側のベアリングをNTN製のステンレスF-W683ZZ1(内径3mm×外径7mm×幅3mm)に交換です!

キモは、エンドに入れる真鍮のシム1枚。(メーカー仕様が変更になり別売り)



ア ブガルシア用 ダブルベアリングウォームシャフト



ブ ウォームシャフト BBブッシュ20639



■グリスアップ
最後に「高性能ギアグリス」でグリースアップして終了です。。

IOS FACTORY(IOS FACTORY) ギアグリス


ベアリングが最初から3個、プラスでコグホイール×2、ウォームシャフト×2で・・・
7Cかな?!

流石に、ハンドルは良く回るようになった!!!
ただ、フリーにした際の、スプールの回転が今一つ?
10gスプーンで試投すると、よく飛ぶ!
でも、MAXだとバックラッシュするので、黒、白2個づつの遠心力ブレーキで落ち着きました。


よくアンバサダーは使っているうちに当たりが出て、調子が良くなると聞きますが・・・
最初から不要なグリスを取ったり、色々な部分を研磨する事で、快調なリールに変身する事が分かりました。
手間を掛けて調整する前後は、まったく異なるリールと言っても良いほどです。
て言うか、メーカー出荷時の調整が適当なのんでしょうね・・・