「猫」の大好物と言えば「魚」です。
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Mag-X
の部屋 |
MAG-Xのジャンク品を入手 ハンドルが硬くて回りにくい・・・・ 開けてみるとシャフトが取れるタイプのはずが抜けない・・・汗 たぶん海水に浸けてメンテしてない感じですね・・・ パーミングカップ側のクリックアンドコグとベアリングは取れたが・・・ 紙を厚めに敷いてシャフトを垂直にガンガンやると、やっとスプールが取れる。 しかしシャフトには錆びたベアリングが付いたまま・・・ ラジオペンチをベアリングに当てて、トンカチでラジオペンチに衝撃を与えてやっと分解できました。 錆びが付いたシャフト等を、最終仕上げ用のサンドペーパーで磨きます。 5Cとの標記ですが、ベアリングはスプール両側(2個)、ウォームシャフト両側(2個)の4個のみ??? ■ベアリング交換 北日本精機(EZO)SMR104ZZ(内径4mm×外径10mm×幅4mm)に交換です! MAG-Xの特徴であるマグネットユニットの取り付けが一瞬悩みます。 パーツ表でも分かりずらいので、以下写真が参考です。 特に爪の様な折曲がったプレートの設定の方法は以下のとおりです。 このパーツがパーミングカップにあたり、常にマグネットユニットをスプール側に押す事で、ユニットを一定の位置に固定できます。 パーミングカップにあるスイッチで、このユニットとスプールの間隔を調整できます。 ![]() ■コグホイール交換 はめ殺しタイプです。 ![]() カッターで出っ張りに沿ってコグホイールを回しながら切り込みを入れる。 ![]() はめ殺し部分を取った状態です。 ![]() 引き抜くと簡単に取れます。 ![]() アブ ガルシア用のダブルベアリング(出っ張り部分と反対側の2個のベアリング)が入ったコグホイールに交換です。。。 コグホイールが上下にがたつくので、シムをコグホイールの下に1〜6枚入れて調整します。 ![]() アブガルシア用 ダブルベアリングコグホイール ■ウォームシャフトパーツ一部交換 ダブルベアリングのウォームシャフトが元から付いてますがベアリングが錆びていたので交換です。 ギア側は外せないので、もう片側のベアリングをNTN製のステンレスF-W683ZZ1(内径3mm×外径7mm×幅3mm)に交換です! キモは、エンドに入れる真鍮のシム1枚。(メーカー仕様が変更になり別売り) ![]() ![]() ア ブガルシア用 ダブルベアリングウォームシャフト ![]() ブ ウォームシャフト BBブッシュ20639 ■グリスアップ 最後に「高性能ギアグリス」でグリースアップして終了です。。 ![]() IOS FACTORY(IOS FACTORY) ギアグリス ここまでやってもハンドルが重い!(最初よりは随分と軽いですが・・・) ROYAL EXPRESSでやったシャフトと当たる部分のサンドペーパー掛けです。 穴の中は爪楊枝にサンドペーパーを巻き付けて回すだけ。。 シャフト側も軽くサンドペーパー掛け。 ![]() パーミング側のシャフト受けの中も同様に、サンドペーパー掛け。 ここまでやると、ハンドル側だけだと回転は絶好調なのですが、組むとまだ重い・・・ コグホイールの回転が今一つに気づき、コグホイール受け軸をサンドペーパー掛けすると、回転は改善されたものの物足りない・・・ ![]() 絶好調の 5600cl rocketと比べながら色々調べると・・・ ロッキングワッシャーが怪しい!! 因みにロッキングワッシャーを外してみると・・・絶好調!! そこで、ロッキングワッシャーのシャフトが当たる爪の部分を削り、シャフトがスムーズに収まるようにすると・・・ 完璧です!!! こんな小さな部品を少し削るだけで、こんなに回る様になるのか!! ![]() ■6.3:1ギア比変更 ROYAL EXPRESS(0202)のパーツ表と比べると、ギアセットで異なるのは・・・ メインギア ドラグワッシャー ピニオンギア のみ!!! ジャンク品のROYAL EXPRESS(0202)を入手し、メインギアとピニオンギアを部品取り。。。 簡単に6.3:1ギアに変更です。。 ギア比は6.3:1 メインギアの歯数が 63 ピニオンギアの歯数が 10 ![]() ![]() ![]() ベアリングが最初から4個、プラスでウォームシャフト×2で・・・ 6Cかな?! よくアンバサダーは使っているうちに当たりが出て、調子が良くなると聞きますが・・・ 最初から不要なグリスを取ったり、色々な部分を研磨する事で、快調なリールに変身する事が分かりました。 手間を掛けて調整する前後は、まったく異なるリールと言っても良いほどです。 て言うか、メーカー出荷時の調整が適当なのんでしょうね・・・ |