SHIMANO BIOMASTER 1500L

リールのメンテナンス記録です。

過去にあったトラブルはこんなところ。

1. ローラークラッチ組
   ここは「注油禁止」なのですが、メンテの際にCRCを注入しすぎて交換。
   ほとんど分解しなければいけないので大変です。。


2.摺動子が折れる。
   これは リアドラグニギリを装着時にスプール部分に衝撃を加えすぎなんですね・・・
   リアドラグニギリ装着のコツは、ドライバーの持ち手で勢いよく衝撃を加えるです。。

3. リアドラグニギリの溝つぶれ(空回り)


4. リヤドラグブッシュ割れ
    ドラグが効かず、ガタガタとスプールが逆回転します。

   
   分解してパーツ表と見比べていると、ん??
   パーツが一個足りない・・・
   以前、ドラグ板を交換したときに、入れ忘れたみたい。。。
   こんな薄いワッシャー1枚でこんなに違うなんて・・・

■正解の組み方   


■リアドラグの解体時の注意事項
「79(リアレバーを回したときのカチカチ音を出す部品)」「80(バネ)」は「88(カバー)」を取ったときに飛び出るので、紛失しがちです。

■リアドラグの組み立て時の注意事項
「69(板ドラグ:穴大)」「70」を入れてから「71」を「70」の溝に合わせて挿入してから「72(板ドラグ:穴小)」を入れる。
「74(薄い)」「76(厚い)」はパット見た目は一緒です。


「69(板ドラグ:穴大)」「70」を入れてから「71」を「70」の溝に合わせて挿入した画像です。
「71」が奥まで入り、「70」の溝と、「71」の溝が合うことが肝心です。
この後に、 「72(板ドラグ:穴小)」を入れます。



「105( ファイティングレバー)」は「83(レバードラグインサ−ト)」を右に締め混んだ状態で、右向きにセットする。


「98(リアドラグニギリ組)」は「78(リヤドラグインサート)」を写真ぐらい入れたところで被せる。
少し右にねじ込んだところで、スプールに衝撃がかからないよう、本体部分だけを持って「98(リアドラグニギリ組)」を叩き込む。